教員でどの学校の校種が一番辛く、大変で忙しいのか解説します。
違う校種について気になる先生や、他の校種に異動希望を出そうか悩んでいる先生。教員になろうとしている学生さんなど参考にして下さいね。
私は10年以上教職に携わり、自身も小学校・中学校の経験があります。
友だちには
※通信や定時制に配属している友人はいないので、その情報は分かりません。
自分の経験と、友だちの経験や証言を付き合わせると下記のようになりました。
中学校=小学校>>>>高等学校>>>>>>特別支援学校
中学校と小学校が忙しく、特別支援学校が穏やかに働けるイメージでした。
もちろん本人の適性や、その学校の忙しさ、与えられる分掌によっても違いますが、平均してこんな感じかと。
ちなみに今は退職して、体感
中学校=小学校>>>高等学校>>>>>養護学校>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>今の職場
な感じになったので、ぶっちゃけ今が1番幸せです。
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教員の校種で1番忙しくて辛いのは『中学校』
激務度:★★★★★
生徒の大変度:★★★★★
教員間の人間関係の辛さ度:★★☆☆☆
1番辛い校種は中学校でした。
小学校のきめ細やかな指導や対応を求められる上に高等学校と同等の部活動への指導も期待され、
小学校と高等学校の悪い所どり。という感じです。
ただ、激務&生徒指導が大変なため、教員に余裕がないせいか『一致団結しないと対応しきれない』という謎の団結力があります。
忙しすぎて、教員同士のアラを探す暇もないので
人間関係は悪くはありません。
小学校と異なり教員の男女の比率が半々だったのも、人間関係が円滑だった理由だと感じています。
ただ、授業に部活にと求められる仕事量が多いので、プライべートは無いと思って下さい。
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その方法は下記の記事にまとめているので、参考にして下さい。
同率1位で辛くて忙しい校種は『小学校』
激務度:★★★★☆
生徒の大変度:★★★★☆
教員間の人間関係の辛さ度:★★★★☆
小学校の辛さは担任として自分のクラスの生徒とほぼ1限から6限まで、
常に一緒に過ごさないといけない事です。
相性の良いクラスならいいですが、なかなかなじめない場合1年間まじで地獄です。
中学校なら、教科担任制なのである程度距離を持てますが、小学校の担任はそうはいきません。
中学校や高校よりも授業の無い時間が少ないので、終礼までは小学校の方が忙しく感じました。
ただ、中学校と比較して生徒指導が少なく、部活がないので放課後や休日には少し余裕があります。
私は小学校と中学校のどちらも経験がありますが、正直小学校の方がキツかったですね。
きめ細やかな対応が求められる低学年、思春期を迎える高学年、発達段階が広いので、幅広い知識と対応が求められます。
あと、小学校は教員の7割が女性なので、女同士の人間関係にも気を付ける必要がありますね。
しかし、現在小学校勤務の友人は中学校の方がキツイと言っていたので、同率1位とさせて頂きました。
小学校は合う人と合わない人の差が激しいように感じました。
教員免許を取得しようとしている人は、ぜひ選択肢をひろげるために小・中・高のすべての免許を持っていた方が良いです。
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少し自由度が高い『高等学校』
激務度:★★★★☆
生徒の大変度:★★★☆☆
教員間の人間関係の辛さ度:★★☆☆☆
3番目は高等学校です。
生徒もある程度成熟しているので、言葉も通じますし、授業時数も小学校・中学校よりは少ないです。
学校に配属される教員の人数も多いので、分掌も分担されているのが魅力的。
ただ、土曜日の補習や部活動は相変わらずあるので、暇な訳ではありません。
ただ、小学校・中学校より、個人の裁量も多く自由に働けるイメージでした。
小学校が一番酷いですね。次は中学校かな。こちらは部活で自分の時間が取れない
— ソフィア心理教育研究所 トロル (@npo_sophia) August 31, 2020
高校は平和でした。職員会議に決定権がなくなったあたりから、高校も細かくまりましたが、それでもまだ平和です
高校で受け直すのも楽しいかもです。生徒に好かれると思うのですが?
でも今は今は休憩ですね!
高校でいきいき働いていた先生が、小学校に行って忙しく辛くなった人もいるようなので、高校は小学校・中学校よりは穏やかに働ける印象です。
高校に勤めている元同期も高校が働いやすいと言っていました
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穏やかに働ける?という噂が多い『特別支援学校』
激務度:★★★☆☆
生徒の大変度:★★★☆☆
教員間の人間関係の辛さ度:★★★★☆
特別支援学校は一番穏やかに働けるイメージです。
私は特別支援で働いたことがないので、聞いた情報しかありませんが、
学校現場の楽園だと勝手に思っています。
1度、教育実習で行かせてもらいましたが、小学校や中学校の教育実習よりもゆっくり実習できましたね。
友人で、特別支援学校から小学校に配属された人がいますが、
ソッコー『特別支援に戻りたい』と言っていたので私の体感は間違いないはず。
さらに特別支援だけ給料に手当てが付いているので(なぜ)
他の校種よりも給料が良いという、待遇となっております。(なぜ)
常に複数の教員(T2が当たり前)で授業を進めないといけないため、人間関係に気を配る必要があるようですが、異動希望を出している教員が多いです。
大人気の校種ですね。
スペシャリスト(専門性)も大切だけど、特別支援の先生にも、中学校や小学校の辛さを味わってもらいたいと思ってしまう。
最近では、特別支援の教員免許保持率を100%にする動きがあります。特別支援学校に行きたい人は、必ず免許は取得しましょう。
ちなみに今の私の職場
激務度:★★☆☆☆
生徒の大変度:☆☆☆☆☆(生徒いない)
職場の人間関係の辛さ度:★★★☆☆
薄給度:★★★★☆
今の職場は本当に穏やかに働けているので、本当に幸せです。
教員では、仕事の次の日が怖くて怖くて寝れなかったんですが、今は明日が仕事でも怖くありません。
お給料が減ったのは辛いですが、激務から解放されたので良かったと思います。
私が教員を退職してどうなったかは下記の記事で紹介しているので、参考にして下さいね。
関連記事:【超後悔する】教員を退職した後は不幸になる?【もったいない】
教員の世界で辛くて、忙しくて大変な校種は中学校と小学校
自身の経験、同業の友人の証言から、学校現場の激務度ランキングは下記のようになります。
中学校=小学校>>>>高等学校>>>>>>特別支援学校
もちろん本人の適性や、その学校の忙しさ、与えられる分掌によっても違いますが、平均してこんな感じかと。
違う校種について気になる先生や、他の校種に異動希望を出そうか悩んでいる先生、教員になろうとしている学生さんなど参考にして下さいね。
私も中学校現場が忙しくて辛すぎて初任から異動希望を出し続けていまいたが、結局校種異動できずに退職しました。
校種間での異動が行われるのは、本当にまれなので、あまり期待しないようにして下さい。
特に、小学校・中学校から特別支援学校や、高等学校は異動しにくいようです。
私は結局異動も待ちきれず、退職してしましましたが、退職しても幸せに働くことができたので、これはこれでアリだったと思います。
教員の適性について悩んでいる人は、ミイダスの適職診断を受けると役立ちます。
他の適職診断は設問が30問以下のところ、ミイダスは162問あるので超詳しく診断してくれます。
適職だけでなく、自分に向いていない仕事内容や仕事環境も分かるので、避けるべき求人も分かった事が大きかったです。
分析された適性から、履歴書や面接の自己PRとして活用する事ができました。
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私はハローワーク、indeed、転職サイト、転職エージェントを駆使して転職活動に成功しました。
転職活動の成功の秘訣は『いかに良い求人をたくさんGETするか』にかかっています。
その方法は下記の記事にまとめているので、参考にして下さい。
私が学校現場を退職してどうなったかは下記の記事を参考にして下さいね。
関連記事:【超後悔する】教員を退職した後は不幸になる?【もったいない】
教員に向いていない人の特徴はこちらを参考にして下さい。