この記事は、採用者側から見た、転職で内定をもらえる人の特徴を紹介します。
どんな人が採用されやすいの?
自分はどんな理由で不採用だったか気になるな
こんな疑問を解決します。
この記事を書いている私は公務員を退職し、現在は民間企業で事務員として働いています。
女性の仕事で超高倍率な事務職(広報)として採用され、転職は大成功。
毎日心穏やかに働くことができています。
内定をもらった今の職場に、どうやって内定者を決めていたのか、詳しく知ることができたので紹介したいと思います。
私の職場は、古くからの日本的な企業です。規模も20人程度。
なのでベンチャー企業やSE、大企業などは当てはまらないかもしれません。
転職で採用される人の特徴【結論】
結論は『運』です。
丁度良いタイミングだった。これにつきます。
そんな理由で内定をもらえると思ったのですが、結論は運です。
実は求人を出している採用者側には、求人票には書かれていない、
採用者に対する求めるイメージがあります。
そのイメージに合致しないと内定はもらえないのです。
ぶっちゃけ運ゲーです。自分の力が低いから不採用だった訳ではないのです。
転職で採用される人のポイント①男女バランスに合致するか
1つ目採用者が重視しているポイントは、男女バランスです。
どうしても、将来管理職になる(可能性の高い)男性が欲しいとか、
この求人はきめ細やかな配慮ができる女性がほしいとか
実は欲しい人材の性別が決まっています。
最近は男女雇用機会均等法で、求人票に『男性募集!』『女性優遇!』とかそんな文句を入れるのはNG。
だから求職者はそんな事も知らずに応募してきます。
ミスマッチが起きるのです。
実務経験もあり、資格も持っている男性が応募してきましたが、実は女性を募集していた企業では未経験でも、女性が採用されていました。
どんなにスキルを磨いても、その求人の暗黙了解にピッタリ合致しないと落ちる可能性が高いのです。
これは求人票では分からないので、たくさんの求人に応募して数を打つしかありません。
私が実際に行った求人の探し方は下記の記事でまとめています。
かなり有益なので参考にして下さい。
参考記事:【超厳選】おすすめできる転職サイトってどこ?【結論です】
転職で採用される人の特徴②職員の年齢構成に合うか
実は侮れない年齢。
若ければ良いってものでもありません。
例えば職員の年齢構成が40代~60代の職場だと、新卒の子は年齢が離れすぎて内定できない場合があります。
馴染めた頃に寿退社される事を、警戒されたり、
新卒より、ちょっと落ち着いた30代~40代が良いというパターンも。
逆に20代~30代が活躍している職場に、新人の40代が応募しても、指導しにくいという理由で落ちてしまいます。
その職場でマッチする年齢が実はあります。
これも求人票では分からない情報なので、運頼みですね。
転職で採用される人の特徴➂募集職種の経験の有無
経験者はやはり採用されやすいです。
求人票を見て、経験者優遇と書かれている時は、経験者の方が歓迎されます。
その仕事内容をイメージして応募してくるので、
ミスマッチも防げると感じる採用担当は多いです。
しかし、採用条件の性別・年齢が合致すれば未経験でも採用されます。
- 経験はあるけど、採用側が求めている性別・年齢ではない
- 経験はないけど、採用側が求めている性別・年齢だ
比較して、経験よりも性別や年齢を重視する(本当は良くないけど、これが日本企業の現状です)場合は採用されます。
私もこのパターンで、経験はないけど性別と年齢が合致した事で採用されました。
経験者優遇と書いてあっても、ひるまずに応募するべし!
とにかく応募してチャンスを増やす方が大事!
転職で採用される人の特徴④今の職員となじめそうか
実はこれも大事な条件。
採用する管理職は、今の職場で働いているメンバーをイメージし、その人達と馴染めそうか考えます。
落ち着いている職員ばかりなのに、元気で超明るい人だと難しいですし、
逆に明るい現場で、超落ち着いている人だと馴染みにくい。
今の職員と馴染めず、すぐに退職される事を心配しているのです。
もし面接の前に筆記試験がある場合は、職員さんを観察して、同じような雰囲気で面接に臨む事も大切!
私は、面接前に何度も、その企業を遠くから観察していました笑
その働いている職員さんと同じような髪形や雰囲気で面接を受けたりしていました。
結構面接通過率は上がりましたよ。
転職で採用される人の特徴⑤長く働いてくれそうか
採用者側は長く働いてほしいと思っています。
せっかく育てた新人を1年で手放す事を恐れています。
特に典型的な日本企業では定年まで働いてもらいたいと思っています。
なので
など長く働いてくれる人か、面接で根掘り葉掘り聞いてくるのです。
長く働いてくれそうな人を選ぶ傾向が強いので、
経験がなくても、年齢が高くても、結婚していても↑のような人が採用されることもあります。
だから、『長く働きたい!』という気持ちを面接でアピールしましょう。
(ベンチャーや若い会社は、また違うかもしれません)
実は採用者側も長く働いてくれるか、不安に思っているのです。
転職で採用される人の特徴⑥基本的なビジネスマナーができているか
そんな基本的な社会人のマナーが見られます。
こんな感じです。
そしてこの社会人としての基本的なマナーやビジネススキルは、面接官だけが見ているとは限りません。
面接官以外の上記のような、関わる人みーーーんながあなたの様子を伺っています。
そして気になった事は採用を決める人に報告して、取り消しになる事もあります。
〇〇さん、受付したけど不愛想かも。
△△さん、清潔感が無いから、一緒に働きたくないかも。
そんな話が、採用を決める管理職に伝わってしまう場合も・・・
面接以外のあらゆる時も、気を抜かずに挑みましょう。
転職で採用される人の特徴【運でしかない】
少し採用に関わったことで分かった内定される人の特徴は
『運を持っている人』
丁度良いタイミングだった。これにつきます。
企業がイメージしている採用者のイメージとして
そんな所を見られて
『運よく合致!!!』した人が内定されるのです。
もちろん資格やスキルも大事ですが
それ以外の運の要素もかなりあります。
求めている性別や年齢は、求人票に詳しく載っていないから
分かるハズもない・・・
どんなに良さそうな職場で、第一希望!でも
あなたが男性で、企業が女性を募集していたら、内定はもらえないのです。
残念ですが、これが日本の現状です。
なので、不採用でも落ち込む必要はありません。
どんどん求人に応募しましょう。
内定をもらうためには、とにかくたくさんの求人にアプローチして確率をあげていくしかありません。
私が実際に行った求人の探し方は下記の記事でまとめました。
地方在住で無料で転職したい人には、かなり参考になると思います。
参考記事:【超厳選】おすすめできる転職サイトってどこ?【結論です】